仕入れ・車販の記事一覧(4件)
仕入れルートがないという前提から始める
新車を売りたくても、メーカーとの取引口座がなければ仕入れられない。中古車を仕入れたくても、オークション会場の会員でなければ入札できない。この2つが、街の整備工場が車販に踏み出せない典型的な理由です。どちらも、共同仕入れの仕組みや入会サポートを使えば1台単位から解決できます。まずは自分の店がどちらの壁に当たっているのかを、このカテゴリのページで確認してください。
在庫を持たずに始められるかどうかで、リスクが変わる
車販を始めるときにもっとも怖いのは在庫リスクです。受注してから仕入れる形にできれば、資金を寝かせずに始められます。新車の業販は基本的に受注仕入れなので、この点で中古車より始めやすい入り口です。一方で中古車は相場を読む力が利益に直結するため、オークション相場の情報をどう取るかが分かれ目になります。
仕入れた車は、整備の顧客として戻ってくる
車販の本当の価値は、その1台の粗利ではなく、その後の車検・点検・保険・買い替えまで含めた付き合いにあります。だからこそ、販売した車両を車両販売システムや自動車整備システムで管理し、次回車検の時期に確実に案内できる状態にしておくことが前提になります。車販ソフトと整備の台帳が別々だと、この一番おいしい部分が抜け落ちます。
新車と中古車では、必要になるものが違う
新車の業販は、メーカーとの直接取引がなくても、共同仕入れのネットワークを通せば1台から業販価格で仕入れられます。受注してから発注する形が基本なので在庫リスクが小さく、資金の少ない店でも始められるのが特徴です。一方で中古車は、業者オークションの会員資格を取るところから始まります。古物商許可、保証金、会場ごとの入会条件が必要で、入札してからは相場を読む力がそのまま粗利になります。どちらが向いているかは、自店の客層と資金繰りで決まります。
値引き交渉ではなく、仕入れ値の構造を知る
新車の価格は、車両本体、オプション、諸費用、そしてメーカーと販売店それぞれの利幅で構成されています。業販価格とは、この販売店の利幅の部分を圧縮した価格のことです。つまり交渉の巧拙ではなく、どのルートで仕入れるかで決まります。ルートを持っていない店がいくら粘っても届かない価格帯がある、というのが実情です。逆に言えば、ルートさえ確保すれば経験の浅い店でも同じ条件で戦えます。
仕入れた車を管理する仕組みがないと利益が消える
車販を始めると、在庫車の仕入価格、整備費用、諸費用、販売価格、そして名義変更の進捗を管理する必要が出てきます。これを紙とExcelでやると、1台あたりの本当の粗利が分からなくなります。車両販売システムや車販ソフトで管理すれば、車両ごとの原価が積み上がり、どの仕入れルートが儲かっているかが数字で見えます。自動車整備システムと一体になっていれば、販売した車の車検時期がそのまま整備の予定表に載ります。
相場を読む力は、データで補える
中古車の仕入れで利益が出るかどうかは、落札価格の判断にかかっています。経験の長い担当者は感覚で分かりますが、始めたばかりの店にその蓄積はありません。オークションの落札相場データや買取相場のツールを併用すれば、この差はかなり埋められます。重要なのは、相場を知らないまま入札しないことです。1台の失敗が、整備で稼いだ数か月分を消してしまうことがあります。
名義変更と書類の段取りが利益を削る
車を売ること自体より、その後の手続きのほうが時間を食います。名義変更、車庫証明、税金の月割り、自賠責の名義。1台あたり数時間かかることもあり、これが整備の時間を圧迫します。OSS(ワンストップサービス)の利用や、申請書類を自動作成できる仕組みを併用すると、この部分は大幅に短縮できます。車販を始める前に、手続きをどう回すかまで決めておいてください。
保証をどうするかで、客層が変わる
中古車を販売するとき、保証を付けるかどうかで購入層が変わります。保証なしで安く出せば価格で選ぶ客が集まり、保証を付ければ安心を求める客が集まります。後者のほうが再来店率が高く、車検や整備の顧客として定着しやすい傾向があります。自社で保証を持つのか、保証会社の商品を使うのか。整備工場を持っている強みは、保証を付けても自社で修理できる点にあります。
販売した車を、次の入庫につなげる
車販の目的が1台の粗利だけであれば、大手に価格で勝てません。整備工場が車販をやる本当の意味は、売った車が自社に整備で戻ってくることにあります。そのためには、販売時点で車両と顧客を台帳に登録し、次回車検の月に確実に案内が飛ぶ状態にしておく必要があります。車販ソフトと整備の台帳が分かれていると、この導線が切れます。自動車整備システムと車両販売システムを一体で持つ意味はここにあります。
車販を始める前に決めておく3つのこと
1つ目は資金です。新車の受注仕入れなら在庫は不要ですが、中古車は仕入れ資金が先に出ます。2つ目は保管場所で、在庫を置く土地がなければ回転の速い商材しか扱えません。3つ目は誰が手続きをやるかです。名義変更や登録を整備士が片手間でやると、確実に整備の時間が削られます。この3つを先に決めておくと、無理のない台数から始められます。自動車整備システムと車両販売システムを一体で持っていれば、販売した車両がそのまま整備の顧客台帳に載るため、事務の負担も抑えられます。
整備工場が車販をやる強みは、売ったあとにある
販売専門店は、売った時点でお客様との接点がいったん切れます。整備工場は違います。納車後の点検、車検、故障対応まで自社で受けられるため、購入後の安心を最初から提示できます。この差は、価格競争に巻き込まれないための最大の武器です。実際、購入時に「近所で整備まで見てくれるか」を条件にする方は少なくありません。車両販売システムと自動車整備システムがつながっていれば、販売した車の車検時期が自動で整備側の予定に乗り、案内の漏れもなくなります。1台売って終わりではなく、10年分の付き合いを設計してください。
よくある質問
整備工場でも新車を仕入れられますか?
仕入れられます。メーカーとの直接取引口座がなくても、共同仕入れのネットワークを使えば1台単位で業販価格の仕入れが可能です。受注してから発注する形が基本なので在庫を抱える必要がなく、整備がメインの工場でも始めやすい入り口です。
業者オークションに参加するには何が必要ですか?
古物商許可が前提となり、そのうえで各オークション会場の入会審査を受けます。会場によって保証金、紹介者、営業実態の確認などの条件が異なります。入会金・月会費が無料の会場もあります。参加資格と仕入れの流れは業者オークションのページで詳しく解説しています。
業販価格とは何ですか?
業者間で取引される価格で、販売店の利幅を圧縮した水準を指します。交渉力ではなく仕入れルートによって決まるため、ルートを持たない店は交渉しても届きません。逆にルートを確保すれば、規模の小さい店でも大手と同じ条件で仕入れられます。
在庫を持たずに車販を始められますか?
新車の業販であれば可能です。お客様から受注してから発注する流れになるため、資金を在庫に寝かせずに始められます。中古車は仕入れてから売る形になるため、資金繰りと相場を読む力が必要です。
自動車整備システム・整備ソフトを比較するときのおすすめの基準は?
整備システム 比較では、特定整備・OBD検査・電子車検証など法改正への対応力、整備システム リースなしで導入できる料金体系か、車両販売システム(車販ソフト)との連携、サポート体制の4点が重要です。整備ソフト おすすめの情報を見る際も、月額の安さだけでなく法改正アップデートが無償かどうかを必ず確認してください。
整備ソフトを安く導入したい。リースなしでも使えますか?
従来型の自動車整備システムは5〜6年のリース契約が主流でしたが、現在は整備システム リースなしの月額制サービスが増えています。整備ソフト 安い初期費用で導入でき、車検・整備・鈑金から車両販売まで一元管理できる自動車整備ソフトを選ぶことで、特定整備時代の業務効率化と低コストを両立できます。